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ジェントル通信vol.61より:今月のお客様相談~築40年建て替え工事~

date_range2026/6/07

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ご相談者は40代姉妹。
現在親御さんと同居している家が、築40年を過ぎそろそろ建て替えを考えていると…相談を受けたのが3年前。

2世帯住宅のような間取りが理想。
お互いのパーソナルスペースを確保しつつ、趣味にも没頭できる家。

それぞれの理想が膨らみすぎて、打ち合わせのたびに段々家が大きくなっていく。
当然見積額もかさみ、姉妹お2人でローンを組むため、中々踏ん切りがつかず…。

打ち合わせ中は「家づくりはまるで夢物語」のようでしたが、打ち合わせが進んでいくと、悲しいかな「夢と現実の折り合い」をどうつけるかに焦点が絞られていきます。
そんな現実逃避もしたくなるような状況だからか、打ち合わせの半分くらいはお客様の世間話や趣味の話になって進まないこともあり(笑)、結局打ち合わせは約1年に及びました。

特に時間を使ったのが間取りの決定!


現実的な費用まで下げるために家を小さくしていきたい僕と
大容量の収納や趣味のお部屋などの理想が先行しがちで自然と家が大きくなってしまうお客様との攻防戦。

最終的には僕が根負けし、お客様の満足のいく大きさで設計しました。

工務店的にはうれしいことかもしれませんが、30年後もしくは50年後のお客様の暮らしのことを考えると、将来後悔しないかが心配。

それというのも「家が大きすぎる・小さすぎる問題」を今までたくさん目の当たりにしてきたからで、
大きすぎる家の人曰く
「昔は親戚一同が集まって賑わっていたけど子供も出て行って帰ってけーへんし、今じゃあ大きすぎて 掃除するだけで大変やわー」

少し小さめの家の人は曰く
「物の収納場所がない。もう少しでも家が大きかったらなあー。子供部屋が倉庫みたいになってるわー」

結局理想の間取りってなんなんでしょうか?

人はないものねだりするもの…。今に満足できないもの…。
正解は人それぞれ違うと思うんですが、今回のお客様のように納得いくまで打ち合わせをし、
「今」後悔のない家づくりをする。そして年齢や生活環境が変わった未来にもう一度家を変化させるということで良いのではないかと思います。

今の心に正直に生きて、今の幸せを重ねていく。
そんな生き方ができればいつの時代を切り取っても幸せなんじゃないかなと、今回のお客様をみていて僕が感じたことです。

紆余曲折ありましたが、おかげさまでようやく今月、お客様のお家の着工が決まりました!

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