使いづらくなった
我が家を
一新しよう
リフォームをする前に
古くなった住まいをリフォーム・リノベーションするのは、より善い暮らしを実現する上で必要なこと。しかし、そこには注意が必要です。
多くの場合、リフォーム等を検討するのはキッチンやお風呂などの水回りが汚れてきたり、使いづらくなってきた、というような理由から。
それゆえに、リフォームの対象も、それらの設備や汚れた壁紙などを考える方がほとんどです。
ですが、それらの建物は平均的に20〜25年は経っており、住まい手が気づかなくとも、外壁や屋根なども劣化しています。
建物の状態次第で「どのような工事が必要なのか」も変わります。設備や、見た目のデザインだけを一新しても、すぐに雨漏りして別の工事が必要になったり、せっかく入れた設備を再度壊すことにもなりかねません。
目先ではなく、先々のことまで考えた総合的な「改修計画」の立案実施が重要なのです。
コミュニケーションとヒアリング
リフォームはコミュニケーションがとても大切。あなたやご家族が本当に困っているのはどこか。本質的なお話をしなければ、最適なプランを生み出すことはできません。
例えば、リフォーム等の工事で一番重要なのは「あなたがあと何年その家に住まうのか」ということ。
それ次第で、お風呂やトイレを入れ替える回数も予測できますし、もし修繕をしなかった場合にどれくらいの期間、ストレスを感じ続けることになるのかも分かります。
人生観や家庭環境次第では、リフォームをすべきタイミングか否かも変わりますし、「今じゃなくていいんじゃない?」というご提案もあり得ます。
なんでも言える関係性のもとで、必要なことをヒアリングさせていただくこと。そこから、ジェントルワークのリフォーム・リノベーションは始まります。
耐震診断から始める模様替え
日本の家づくりは多くの場合、子育て世代に最適化されています。ほとんどの住まいに子ども部屋となる洋室が設けられているのはその影響と言えるでしょう。
もし、子どもが巣立った60歳以降の方々がリフォームするのであれば、子ども部屋も含め、間取りの変更を検討する必要があるかもしれません。
年齢に応じて生活は変わりますし、自分たちの生活に合わせて、住まいも変化させていくのは当然のことです。
ただし、間取り変更はそう簡単にはいきません。柱や壁の中には、構造に絡むものもありますから、取り外してしまうことで知らず知らず耐震性を損ねる可能性もあるのです。
根拠があるかたちで、建物の本質的な安全性を確かめること。まずは耐震診断から行うのも、私たちが胸を張ってリフォーム・リノベーションを行う上で必要な過程です。
ミニマムを目指す提案スタイル
もしあなたが古い建物のリフォーム・リノベーションをしたいと考えておられるなら、必要最小限・最低限の工事というのも、私たちが提供する選択肢のひとつです。
あまりにも古い建物は、耐震性を高めるために新築以上のコストが必要になってしまうことも多発しますから、現実的ではなくなってしまうこともあるのです。
工事の数を減らして、いかにコストをかけずに今の暮らしを豊かなものにしていくか。それも、私たちがご提案したいと思っている改修・修繕の手法です。