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ジェントル通信vol.58より:今月のお客様相談~築50年 10年間空き家の修繕工事~

date_range2026/3/03

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70代のご夫婦と息子さん。

30年前から貸し出していた築50年超の家が、現在10年間空き家になっているのでこの機会にリフォームし、再度貸し出したいというご相談。

古家のリフォームはどこまで工事するかによってまったく値段が変わってくるため、ご自身が住まわれない場合「価格を抑えて最低限の工事だけして欲しい」という依頼が多い。

とはいえ、築50年を超えてくると特にお金がかかる…。

お風呂・キッチン・トイレ・洗面器を交換し、壁のクロス張替・シロアリ防除など、その他の工事も含め500万以上の見積もりとなった。

経験上、賃貸で貸し出す家にここまで費用を出される方は少ない。

恐るおそるお客様に報告。

「最低限でもこれぐらいの金額になります。近隣環境から多く見積もっても月10万円ぐらいの家賃が相 場、単純計算で5年以上入居者さんが住んでくれないと利益は出てこないですね…」

「それでもリフォームされますか?」

初期費用を抑えてできるだけ早く利益が出るように考えるのが一般的ですが、お客様の返答は、

「まず、この家を息子に譲って賃貸管理の経験をさせてあげたい。あと当時家を建ててくれた大工さんがとても親切で思い入れがありますので、この家は壊さずに維持しておきたいんです。昔の思い出も記憶に残ってますし…」

と語られ、

・当時の大工さんに今でも感謝しているということ

・家は当時の記憶が詰まった大切なものだということ

・家を大事にメンテナンスしていくことで、子どもへも想いを繋いでいけるということ

にハッとしました。

工務店の仕事はただモノを造っているだけではなく、想いのこもった仕事はお客様の生活や思い出まで創れるんだと再認識し、家に携わる者としてより一層気が引き締まる想いになりました。

現在リフォーム続行中です。バリバリ働いております!

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