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ジェントル通信vol.53より:大阪万博エピソード

date_range2025/10/01

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先月、家族で大阪万博へ行ってきました。予想通りの大混雑で
なんとその日は来場者数21万8130人!

過去最多記録だったそうです。

容赦なく照り付ける太陽の下を歩き続け、気づけば2万歩。
普段は現場で汗を流している私ですが、万博の広さは別格。
体力には自信があるはずなのに子供たちより先に足腰が悲鳴を上げてしまいました。(笑)

最後の力を振り絞り向かったのは、会場のシンボル「大屋根リング」

見晴らしは最高で風も気持ち良かったですが…3分の1も行かないところで私の体力は限界を迎え、
「もう帰ろうやぁ」と言おうとしたその時、目の前に現れたのは「巨大ガンダム」!

ガンダムなんて子供たちは知らない世代なのにテンション爆上がりで、私の帰りたいという意見は通るはずもなく、足を引きずりながら渋々ついていく事になりました。(泣)

それにしても、どの建物も規模が大きく細部まで作り込まれていて、「壊すのはもったいない」と感じます。職人さん・設計者・工事に関わった人たちのことを考えると、どれだけ大変だったのかが大工の僕には容易に想像でき、大工目線で建物を見て回ると、尚更テーマパークや展示施設として活用できないものか…。

まるでリフォームや建替えをする時の「まだまだ使えるのに…」と考えるお客さんの気持ちに重なるようでした。パビリオンは残念ながら解体されるでしょうけど、住宅の場合は「まだ使える部分」と「新しくすべき部分」を見極めて修繕することで、建物はそのまま残しつつ、快適に永く住み続けられます。

壊して新しくするだけが正解ではなく「これからの暮らしや、次の使い方」を考えることが重要だと万博の建物を見ながら改めて感じました。

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