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なぜ新築住宅の着工数が3か月連続で減少?省エネ基準義務化の影響を探る
date_range2025/3/01
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新築住宅の着工数が減り続ける現状
2025年に入り、ニュースや統計データで「新設住宅着工数が3か月連続で減少」という報道が増えています。特に分譲住宅・持家ともに減少傾向が鮮明で、業界にとっても家づくりを考えるご家族にとっても大きな関心事です。
では、この減少の裏にある原因は何でしょうか?
減少の主な理由とは?
1. 建築コストの上昇
木材・鉄骨・断熱材などの資材価格が高止まりしており、さらに人件費も上がっています。
結果として「予算オーバーで一旦計画を見送る」方が増えています。
2. 人口動態の変化
新築住宅の主な購入層である30〜40代世代が減少しており、需要の母数そのものが小さくなっていることも影響しています。
3. 住宅ローンへの不安
金利は低水準を維持しているものの、今後の上昇リスクを意識する人が増えています。
「今建てても返済が心配…」と感じることで、着工を先送りする動きが出ています。
注目すべき「省エネ基準義務化」の影響
2025年から、新築住宅は省エネ基準への適合が義務化されます。
- 高断熱サッシや断熱材の追加費用
- 高効率エアコンや給湯設備などの導入コスト
- 設計段階からの省エネ対応
これらにより建築費は数十万円〜数百万円単位で上がるケースもあります。
「義務化直前は様子見」「義務化後はコスト上昇を覚悟」――まさに今の減少傾向は、この転換期の影響を強く受けているといえるでしょう。
それでも「建てる人」がいる理由
着工数が減少する中でも、新築を選ぶご家族は確実に存在します。その背景には:
- 長期的に見れば光熱費を抑えられる省エネ住宅のメリット
- 中古住宅では叶わない自由設計の間取り
- 各種住宅補助金や減税制度の活用
といった前向きな動機があります。
工務店からのアドバイス
私たち オーダーハウス ジェントルワーク(北摂・箕面) では、最新の省エネ基準に完全対応した住宅提案を行っています。
- 「建替え」か「リフォーム」か迷っている方へシミュレーション
- 補助金・助成金を組み合わせた賢い資金計画
- 50代・60代からの「セカンドライフ住宅」相談
など、安心して未来の暮らしを考えられる家づくりをお手伝いします。
まとめ
- 新築住宅着工数は3か月連続で減少
- 背景には建築コスト高騰・人口減少・ローン不安がある
- 特に2025年省エネ基準義務化が大きな要因
- とはいえ、省エネ住宅は長期的な安心と快適性につながる
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