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職人は口下手
date_range2025/8/08
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僕は、もともと大工職人。
職人時代は、一日中誰とも会話しない日も多かった。
おそらく、しゃべりにくい雰囲気を纏っている頑固な職人。
大工職人は技術で語る…そう思っていた。
元々口ベタで自分の想いを伝えるのが苦手。
人の前で話すのはもっと苦手…その上、あがり症(笑)
ところが、起業したら職人の「技術」
より求められるのが会話術だった。
それを克服しようと講師として話すことに挑戦。
「住宅に関するセミナー」を始めて約4年になります。
残念ながらトーク力は横這いですが、誰かに伝えること、
相談に対応することで自身の建築知識は増えていった。
今は情報に溢れ、逆に正解を見つけるのが難しくなり相談も増えました。
講師を始めたことで、普段から意識するようになったことが二つあります。
一、建築の難しい話を分かり易く伝える。
一、最小限で抑えられる工事の提案。
分かりやすく・正直にお伝えするのは当然のことですが、
売る側と買う側という立場もあり、意思疎通が図れない場合もあります。
そんな時、いつも自分に
「お前はまだ、相手のことを理解できていない…独りよがりになってないか?」と問いかけます。
まず、相手のことをより多く知り理解することが必要。
そして、相手を想い会話することが大事だと最近になって気づきました。
みなさんは周囲にいる人のことをどれぐらい知り、理解されていますか?