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分譲マンション73平米の家(3LDK) リノベ

date_range2025/8/08

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現在ご相談して頂いている家。
50代夫婦2人でお住まい、ペットにかわいい小型犬が同居している。

ご相談は

「海外製のキッチンを付けたい!」
「スケルトンにして間取りを自由に作りたい!」
「でもお金はそこまでかけたくない…」 という内容でした。

現状のお宅を内覧させてもらいましたが、

とても綺麗に使われていてリフォームする所が見当たらない(笑)。

「えっ!全然このままで十分快適で生活できるのに…」
「○○さん今の生活のどこに不満があるのでしょうか?」

その質問を皮切りに、不満だらけの生活空間のうっぷんを晴らすようにご夫婦の説明が始まります。

例えば 洗面所を広く・リビングを広く・間取りが気に入らないなどなど

構想は止まらず気づけば3時間、ずっとご夫婦の話を聞いてました…(笑)

普段、僕が提案する商品はそこまで高額でないものばかり。

一方でお2人はこだわりが強く選ぶ商品は高級なものばかり(笑)

でも安くしてほしい…お2人の迷走がはじまります。

『コレもいいけど、アレもいい』理想と 現実の葛藤!

次回伺うとまた選ぶ商品が変わっていた(笑)

打ち合わせは8回を越え毎回、図面・仕様書・見積書の3点セットを書き換えお伺いすることに…

↑お客様の希望はこんなイメージ。

時々思うんです。お客様が建築業者に求めるものは何か?

人柄や完璧な仕事をするのは当然のことだから、
…価値観の理解と適切な提案だと思う。

「少しでも安く」これは誰でも思うことで僕だって購入側なら同じ。

皆さんが言う「安く」というのは、ただ安ければいいというのではなく

「リーズナブル」という意味で「納得がいく価格」だと思うんです。

そこで僕ら建築業者に求められるのは、お客様それぞれの「価値観」を理解すること。

その上で「納得のいく価格」で提案すること。

これがお客様から建築業者に求められる技術。

実際、見た目が同じキッチンでも様々な価格の商品が存在します。

表には見えない裏板や裏側が安価な素材や仕上げになって価格が安いものもあります。

そして今は世界中で様々な建材や設備が造られ輸入されているので、日々商品情報に溢れています。

それを常にどこまで情報収集できているかも、僕たち建築業者に求められる技術です。

建築業者や設計士のこだわりも大切かもですが...
やはり、新築やリフォームの主役は僕ではなくお客様です。

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