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相続した家をどうする?後悔しない建替え・リフォームの判断基準
date_range2024/7/08
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親から相続した家は「大切な思い出が詰まった住まい」である一方、築年数が古くて住みにくかったり、維持管理に悩んだりするケースも少なくありません。
「建替えた方がいいのか?」「リフォームで十分なのか?」
この判断を誤ると、後々の費用や暮らしやすさに大きな差が出てしまいます。
今回は、相続した家をどう活かすかを判断するための基準を分かりやすく解説します。
1. 建替えを検討すべきケース
- 築40年以上経過している
→ 耐震性や断熱性が低く、補強に高額な費用がかかる可能性大。 - 旧耐震基準(1981年以前)の建物
→ 耐震改修に数百万円かかることもあり、建替えの方が効率的な場合あり。 - 間取りや構造に大きな不満がある
→ 柱や壁の位置の制約で、リフォームでは理想のプランが難しい。 - 長期的に資産価値を高めたい
→ 新築に建替えることで売却や相続時の評価も有利になる。
2. リフォームで対応できるケース
- 築20〜30年程度で基礎や構造がしっかりしている
→ 外壁や屋根、水回りを更新すれば快適に暮らせる。 - 家族の思い出を残したい
→ 建物を壊さずに最新設備を導入できる。 - 費用を抑えて改善したい
→ フルリフォームでも建替えの約6〜7割のコストで済むことも。 - 短期間で入居したい
→ 建替えより工期が短く、仮住まい費用も抑えられる。
3. 判断の基準となるポイント
- 耐震性能:耐震診断を受け、補強費用と建替え費用を比較
- 断熱・省エネ性能:光熱費削減を考えた場合、建替えの方が得なことも
- 暮らし方の変化:二世帯同居・夫婦二人暮らしなど、ライフスタイルに合うかどうか
- 費用と資産価値:総額で比較し、将来の売却や承継を見据える
👉 専門家に診断を依頼して「どこまでリフォーム可能か」を把握することが後悔しない判断につながります。
4. 建替えとリフォームの費用目安
- 建替え:2,000万〜3,500万円前後(延床30〜40坪の一般的住宅)
- リフォーム:500万〜2,000万円前後(水回り改修〜フルリノベーションまで幅広い)
👉 築古の家ではリフォーム費用がかさみ、結果的に建替えの方が得になるケースも少なくありません。
5. まとめ|思い出と暮らしやすさのバランスを大切に
相続した家をどうするかは、思い出を残す気持ちと、快適で安心な暮らしを実現する現実面とのバランスで決める必要があります。
- 築年数・耐震性 → 建替えの検討
- 構造が健全・思い出を残したい → リフォームで改善
👉 最後は「暮らしの安心」と「将来の資産価値」を総合的に判断することが大切です。
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